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議会メンバー紹介

協議会全景

長岡技術科学大学教授
松下座長

北越製紙
立石環境管理室長

全農新潟県本部 事業改革推進本部
企画課 浅井副審査役

加藤ケミカル
加藤所長

㈱環境保全事業
須藤社長

㈱エスケーテック
佐藤社長

㈱エスケーテック
佐藤専務

北越環境㈱
長井社長

北越通商
風間社長

新潟県環境保全事業協同組合
近理事

㈱晴耕舎
坂井顧問

循環社会研究協会
羽賀理事長

循環社会研究協会
須藤理事

協議会全景

新潟県下水汚泥利活用推進協議会|議会報告

平成19年6月28日|朱鷺メッセ・11F会議室

第2回 新潟県下水汚泥利活用推進協議会

■出席者(所属及び敬称略)

松下、立石、浅井、加藤、佐藤(晃)、佐藤(専)、須藤、近、長井、風間、坂井、 羽賀、須藤(孝)

■式次第

  1. 座長挨拶
  2. 前回(6月18日)議事録確認
  3. 今回資料確認
  4. 具体的な利活用についての課題
    ①平成18年度新潟県汚泥処理実績について
    ②利用先からの要望
    ③炭化についての掘り下げ
  5. 次回開催について
  6. 閉会

新潟県下水汚泥利活用推進協議会|議会経過報告

1、座長挨拶

下水汚泥を炭化するだけでなく、もっと幅広い有効活用について議論をしていく必要があり、今回は利用される方々の参加もあり、有意義な議論をしていきたい。

2、前回議事録確認

循環社会研究協会 羽賀理事長より6月18日開催の「炭化物利活用事業化推進チーム」分科会議事の説明がある。その中で「炭化についての課題」の②重金属の溶出について松下座長の発言の箇所について、下記のとおり議事録の間違いを訂正し、再度議事録を発行することで全会一致で承認をした。

(誤)松下座長より自然界の中では酸性雨等の現象では重金属は溶出しないだろうとの意見があった。

(正)松下座長より自然界の中では酸性雨等の現象では重金属はどの程度溶出するのかを確認をする必要がある。

3、今回資料確認

4、具体的な利活用についての課題

①平成18年度新潟県汚泥処理実績について
循環社会研究協会 須藤理事より、6月27日現在県の下水道課長補佐からは実績資料が提出されておらず確認をしたところ、まだ作成されていないとのことで、7月6日までには作成し提出する旨の説明がある。よって次回に発表・検討することになる。その時に汚泥乾燥装置の運転コストの資料も提出してもらうように要望あり。

②利用先からの要望
・北越製紙 立石氏より 下水汚泥炭化物を利用できるポイントとして

  1. 有害物質が含まれていないことが一番のポイント
  2. 形状面、ハンドリング、保管面について
  3. 臭いの問題。まず無臭であることが一番。過去において新潟県の脱水汚泥や乾燥汚泥を県から提供してもらい、利活用を図ろうとしたが臭いの問題で無理だと判断した。そして乾燥汚泥では再度水分を含むことにより臭いが出るということで保管についても設備的に対応できない。
  4. 燃料ととしては、石炭の灰分に10%位に対して、下水汚泥の灰が30~40%になり、その灰の処理費用の問題もある。

・全国農業協同組合連合会 新潟県本部 事業改革推進部 企画課 副審査役 浅井氏より ハウス園芸での暖房、稲の乾燥などで化石燃料を使用しているが、その代替としてのポイントは

  1. 費用対効果
  2. 設備面(新しい設備が必要かどうか)
  3. 輸送、保管、灰の処理の問題
  4. 臭いの問題、有害物質の問題
    また、肥料、土壌改良材として、どの程度の効果があるのかが検討材料

・加藤ケミカル 加藤所長より、
水質汚濁防止法施行規則の中の「排水に係る排水規制」における下水汚泥炭化物の野外放置での重金属の溶出について資料を基に説明があり、数値的には十分に大丈夫であるとのこと。

・北越製紙 立石氏より
通常の環境基準の1/10以下でやっている。また、汚染対策基準や土壌改良基準、土そのものにも含有基準などがあり、それぞれ対処しなければならない。また、6価クロムやフッ素で困っている。
特にフッ素はかなり厳しい基準がある。農地など食物を作る場所への利用は難しい。今の法律では利用可能でも10年後は変わってしまうかもしれない。

確認
通常の環境基準の1/10の環境基準をクリアー出来るもの、このことについて資料に基づいて検討していく必要がある。灰の利用についても環境基準に対応できるように検討していく。

③炭化についての掘り下げ
・エスケーテック佐藤社長より
・炭化する状態については運転調節で「完全炭化」「半炭化」は可能である。
・生汚泥を直接炭化する場合は粒が大きく、乾燥汚泥を炭化する場合は米粒位の大きさで補助燃料として実験をしており臭いは無臭、半炭化の場合でも水分を含んでも溶け出さないため無臭である。よって保管、ハンドリング上の問題はない。
・コスト面では廃熱を利用するため、燃料費、電気代は削減できる。汚泥の含水率によってコストダウンは可能であり、含水率が85%から80%になるとランニングコストは5,922円/hr/トンから
4,100円/hr/トンになり、汚泥発生量も75%になる。最近の脱水機は性能がアップしているので更にコストダウンは可能になってくると思われる。

・北越製紙・立石氏より
資料の計量証明書について、窒素が多すぎるのではないかとの指摘があり確認をすることになる。

・北越製紙・立石氏より
県からの汚泥からは30~40%の灰が出た。灰の中でリンが30%位出たとの報告があった。

灰の中にリンが多ければ肥料の原料としての利用が出来るかもしれないが、そのまま蒔くことには疑問点が多く、抽出方法を検討する必要がある。

・エスケーテック佐藤社長より
重金属の溶出について、炭化方法として、空気を通しながら炭化をすると重金属は溶出しないが、空気を遮断して炭化をすると燃料効率は高くなるが重金属は溶出する。富山エコタウンにて空気を通しながらの炭化では6価クロムは溶出しなかったとの実験結果の報告があった。

・下水汚泥の脱水方式としてベルトプレス方式があり、その場合二酸化鉄を投入し、それを中和させるために石灰を使用することから無機質成分の多い汚泥になる。これによって灰分の多い(30~40%)汚泥が排出されている。

・灰の利活用について、高温で溶融することによって無機質のものがガラスになり、有害物質を封じ込めることができるという方法の説明があった。

確認
重金属、有害物質については、まだ不十分な資料・説明である。
灰の成分の問題でリンの抽出方法や肥料としての活用について掘り下げて検証する必要がある。
エネルギー効率について無機質汚泥の灰分の排出が多いことについての課題

5、次回開催について

7月9日(月)午前10時より12時まで開催することに決定する。

6、閉会


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